
1枚仕立てで、ワンサイド・マージン(片方縫い代付き)のマキシコート
ハンガーに長らく掛けっ放しで押されてシワが一面についてしまった。
写真を撮り忘れたので、お客様のクレーム文面
20年ほど前作ったもので、裏地は背当てと袖のみ
アイロンかけ
ネットで調べたり、関係業者に聞いたり、1月余裕をもらって、試行錯誤しました。
大体が、弱アイロンで、ゆっくり(前後、左右に動かさない)というアイデアが多かった。
私は
➀あて布として、ハトロン紙、裏地を試みたが、効果ナシ
➁縫い目にピンをあて、固定して、和洋用アイロン を試したが効果なし
結局、もしやと思い、➂スチームアイロンとガーゼを当て布、でバッチリ
スチームアイロンは中温、ガーゼは2枚重ね、がいい。
注意することは、必ず蒸気が出ていることを確認して、押しアイロンする。ゆっくり動かす。
ガーゼは2重で、地の目がずれたりしていないものを使う。
ガーゼの地の目が伸びて、隙間ができていると、そこから蒸気が多く革面に当たってしまう。
糸くずや、うっかりピンなどが入っていると、そのまま革に刻印されてしまうので注意。
裏地のあるものは裏地と剥がしてやる必要があります。
参考までに(縫い目にピンを打って固定する)
お客様には新品だ、と喜ばれた。
失敗したら困るし、対策が見つからず、何日も過ごすのだけど、
ある時、アッとヒントが浮かぶ事がある。
教えてくれたのはアイルランドの妖精かも。
去年、上下開きのムートン・リバーシブルコートのファスナーの修理を頼まれた。
(上下開きなのでスライダーを間違えないように赤青の印をつけておく)
スライダーを引き抜いて、最初からエッジに組み込ませたが、やはりうまくいかない。
3~4時間苦闘したが、翌日来てみたら、スムーズに動いた。
これは妖精のしわざだ!❣
アイルランド人は、妖精を見たと自慢したがる。
アミニズムで多神教ケルトの神話を引きついる。
泉やトネリコの木に精霊が宿ると考えている。










