
とても愛着があり、どうしても着てほしいというお母様のご要望
リバーリブルのダークミンクコートでした。
フード付き、横使い、ファスナー使いで90丈と70cm丈に

オリジナルは113cm丈、2.5Kgでした。

オスの0サイズをレットして、1ストライプのグラッツエンにもテープと入れた仕様でした。

分解して、横使い用にシフトします。


左身頃パタン


お客様は簡単なスケッチをお送りくださいました。

このスケッチからデザイン画を起こして、選択していただきました。

最終的にこのデザインに決定しました。

毛皮にしたとき問題が起こりそうな部分を想定してデザイン画を描きます。
特に毛合わせが上手くいくような、無理のないデザイン、毛使い、手法をとりいれます。
デザインを優先する場合は、毛合わせ、毛使い、手法を
トワールの仮縫いまでに決めておき、仮縫いでお客様に伝えておく必要があります。
ビッグなファッションの頃のライナーコートは、表地のデザインが多種多様につくられました。ライナーコートだけの毛皮屋さんもありました。







