コートとしてより、ブラウス、ジャケット感覚でお召になりたいというご希望です。
オスミンクは幅があるので、半裁にして横使いにすると
細めのストライプになります。
52cm丈、870gの軽いジャケットになりました。
オリジナルは、縦使いで66cm丈、1.3Kgありました。
グリーンの好きなお客様でした。
仮縫いの時、トワールに横ラインを入れておきます。
それをパタンに黄色線で反映させておきます。
左身ごろのパタン
青矢印は順毛で毛並み方向、オレンジはグラッツエンラインを示します。
ネックやAHの合印は5cm間隔にしておくと数値をチェックし易い。
半裁にして、グラッツエンを下にして縫い合わせます。
各ストライプをパタンに合わせて
カーブを付け、幅、長さをレットアウトをして、調整ぃます。
縫い合わせ、組み立てたものを、皮面(裏)から見たものです。
前芯、裾芯、全面オーガンジ、ポケット、パッドが付いています。
この状態でもう一度クリーニングします。
確認後、裏立ち、付けをして完成です。