![mymto-rm-f](http://www.aran-kb.net/blog/wp-content/uploads/2012/11/mymto-rm-f.jpg)
お母様のホモサファイアのハーフコートをファスナー切り替えで
横使いフレアースリーブのボレロとハーフに
![](http://www.aran-kb.net/blog/wp-content/uploads/2012/11/mymtrm-sht-251x300.jpg)
ファスナー切り替えでぺプラム部分を外してショートボレロに
![](http://www.aran-kb.net/blog/wp-content/uploads/2012/11/mymto-rm-f-230x300.jpg)
ぺプラムを取り付けて66cm丈ハーフに
お母様のオリジナルのハーフコート
![](http://www.aran-kb.net/blog/wp-content/uploads/2012/11/mymto-org-209x300.jpg)
縦使い68cm丈でした。
分解して横使いに直します。
型紙に合わせて、各ストライプのレットを縫い直します。
幅をそろえて、カーブをつけます。
皮面 毛面
同じように袖も修正します。
きれいなホモサファイアミンクです。
今回は、もと表カラーが袖口に来ました。
ミンクはレットアウトという大変高い技術で作られています。
単純に袖はバッグに、身頃はベストに、裾はカットしてストールに、
というセパレイツ・リメイクやカットリフォームの前に、
もう一度ミンクの縫製特性を生かして、あなたのライフスタイルに合ったオリジナルなデザインで リメイクしてみてください。
初めてこころまれる技術者はHラインのミンクコートで試されるといいと思います。幅出しなどちょっと楽です。ラグランや極端なAラインは少し難しいですが、必ずできます。ヘッドダウンやターンアップの逆毛のものや、今まで350点ほど横使いに変えておりますが、失敗したことがありません。必ず救いのいいアイデアが浮かびます。これがとても面白いです。
トワールの仮縫いは、袖はセットインで行い、毛皮パタンに直す時、後ろ肩~袖山~前ネックを原皮1枚でとれるようにフワリします。上段から3段は後ろ身頃~袖山~前身頃がつながっている方が、毛皮が美しく見えます。この部分に来る毛皮を元身頃のどのストライプを充てるかが重要な選択になります。