春のいぶき fox bonbon 25-302

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長かった冬が終わり春の息吹が感じられる今日この頃
春色のフォックス・ボンボンを作り始めました。

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円形(直径6~12cm)で作るか、フェンデイータイプの長方形(6*12)で作るか、
原皮を無駄なく使えるようにします。

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前足、後ろ足のハゲ部分を除く、ネック部分(前足)は毛足が短くなるので使える部分が狭くなる。
前足から下の部分は毛質が比較的均一で、綿毛が多いので、均一なボンボンが作れる。
ネックから上のヘッド部分は毛足が長く、柔らかい毛質。
脇腹(フランク)の部分も使えます。

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昔は三寒四温という季節の言葉がありました。
今シーズン作業した資料や材料を整理しながら、春の歌を歌いたくなりました。

はるよこい(はるよこい、はやくこい)
早春賦(春は名のみの風の寒さよ)
ひなまつり(あかりをつけましょ ぼんぼりに)
どこかで春が(どこかで春が生まれてる)

さらに季節が進むと
春がきた(はるがきた はるがきた どこにきた)
菜の花(なのはなばたけに いりひうすれ)
花(はるのうららの すみだがわ)

spring breath

最近は、卒業式でも新しい歌が歌われるようです。
「なごり雪」「卒業写真」「贈る言葉」「翼をください」「いい日旅たち」、、、、
私の頃は、卒業生が「仰げば尊し」在校生が「蛍の光」が定番でした。

阿久悠は5000曲も詩をかいて、ほとんどがヒットしています。
「時の過行くままに」沢田研二、「UFO」ピクレディーズ、「津軽海峡冬景色」石川さゆり
「また逢う日まで」尾崎紀世彦、舟歌「八代亜紀」、もしもピアノが弾けたなら「西田敏行」
「せんせい」森昌子、「どうにもとまらない」山本リンダ、、、、、、

彼の詩は、いつも経済成長化した資本主義社会の都会の瞬間を切り取るような詞が多い。
彼は広告会社に6年勤めたのがよかった、とある。
逆境を自虐的に面白がる、薄給も、過重労働も、不遇も、精神的虐待も、
世間に対して貸しだと思って受け入れてた、とある。
なるほど、たくましいのだ。
この人はアメーバーみたいで、自分という一つの柔らかい細胞がいろいろな方向から外圧を受けると、
フニャフニャと変形して、外圧を上手く受けとめ、それを作詞というエネルギーに変えてるんだね。

毛皮みたい。

 

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