毛皮が大好きな方で、お母様から頂いたストレートストールをボレロに

オリジナルは尾飾り付き

デザイン画　横ハギの袖になりました。
　

不足面積分をスエードテープで補充します。

上表の右下のブルーの部分で、1.5ｃｍ幅テープを375ｃｍ使うと面積が補充されることがわかります。
この時点では、カラーは無かったのですが、その後、仮縫いでスタンドカラーをつけることになり、さらに不足面積が生じ、テープは２.5ｃｍ幅になりました。
分解してパタンに合わせてテープを入れて、縫い直します。

身頃

袖

同じようなボレロを希望のお客様

セーブルは原産地によって色が変わります。
（上はアムールスキー：アムール川流域に生息していた種）

上から、原皮業者は
（１）グラフィティー
（２）シルバリー
（白い毛がところどころ入っています。日本では昔からシモフリ）
（３）ファーム（ワイルドに対して、ケージでの養殖）
黒手のものは、バイカル湖のほとりのバルグジン渓谷に生息する種が良いとされ、養殖が成功しています。
最近シルバリーに人気があり、少し紫に色掛けしたイタリアのメイカーもあります。