お客様がデザイン画をお送りくださいました。

ディテールまで詳しく書いていただき助かりました。
お品物はビッグファッションの頃のたっぷりしたアンゴラのコートに
チンチラがたっぷりトリミングされています。
　

オリジナルコートの布地（アンゴラ）とチンチラ部分の寸法を確認します。

 
採寸でお客様の寸法から、ご要望のスタイルに生地が足りるか確認します。

毛皮の有効面積と新しくトリミングする必要面積を確認します。
チンチラの場合、ヤブレなど補修の効かないピースもあります。
ダメッジとして数値を入力することもできますが、分解しないと正確な数値がだせませんので、外から見て、あらかじめ１０％ありと解釈しました。
下表の左下グレーのセルに％表示でダメッジを数値化しました。

右上端の残皮面積４３平方センチから、リメイクは可能なことがわかります。
以下のデザインになる予定です。
オリジナルのアンゴラコートのポケット位置はうまく利用しなくてはなりません。前端は付き合わせ（重なりなし）です。
フード内はチンチラ、袖口・裾のトリミングは2列という、お客様のご希望には応えられました。
（この不測面積確認表はエクセルで作ってあります。ご入り用の方にはお送りいたします。LTS希望とメールください。lucking total squre）