ファー・ワークショップ開講

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ご挨拶

 

21歳の時アルバイトで始めた毛皮縫製が本職になり、もう56年目。

この間、1980年代まで、毛皮産業は拡大の時代でした。

私はずっと縫製に関わってきましたので、ただただ作業に追われて大変な時代でした。

アンチファーの時代もありました。

今もオーダーで仕事を受けております。

早くからリメイクもしておりましたので

半世紀も長く続けて来れたと思います。

cut by knife

毛皮はリメイクの効く、たいへん可変性の高い素材です。

毛皮に伴う技術は、10万年前アフリカを出たホモサピエンスが、

4万年前の氷河期を乗り超え、さらに発展させて来たものです。

すべてのパーツが使えて、捨てるところがありません。

 

近年、マイクロファイバーなどによって、海は2050年には、

プラスティックゴミの重量が海洋生物の総重量よりうわまってしまいます。

毛の100分の1の太さのマイクロファイバーは浄水場をくり抜け、

マイクロプラスティックのスープとなって、微生物の体内に入り込んでしまいます。

私たちは既に、キャッシュカード1枚分を毎日食べさせられているような状況だそうです。

 

コサージュ、バッグ、帽子、カラー、ショール、ベスト、ジャケット、コートなど

製作のお手伝いをいたします。

 

・毛皮業界のこと

・原皮のこと(skins)

・ファッションとしての毛皮(fur fashion)

・見積もり方法(estimation)

・トワール・フィテング・パタン製作(pattern)

・毛皮独特の加工技術 (nailing,cutting,letout,sewing)

・組み立て方法(closing)

・裏地裁ち付け(lining)

・メンテナンス(finishing, cleaning, maintenace)

・リメイク、修理(remake, repair)

・商品販売における正確な知識、情報

・毛皮制作における数値化(面積、使用枚数見積、作業時間見積など)

など体系的にお伝えできます。

 

開講時間

開講時間

A: 火曜日      14001700

B: 木曜日      14001700

C: 土曜日     14001700

受講料

初回、見学、指導、テスト体験は無料

受講料  1回          ¥4,000円
教材費 

原皮ピース        一部無料

資材(芯、糸、紙、裏地など一部無料

器材(ファスナー、ボタン、フックなど有料

受講ご希望の方は

電話(03-3492-1139アラン工房、090-6659-3075さの)

メール(info@aran-kb.com)

ホームぺージよりお問い合わせください。

その後、資料、申込書を郵送させていただきます。

申込書

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 場所

〒153-0064

目黒区下目黒 1-5-21-701

目黒DKウエスト701

アラン工房

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最寄駅

目黒駅 (JR、三田線・南北線、目黒線) 徒歩5分

090-6659-3075(佐野)

http://www.aran-kb.net

アラン工房

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 Self introduction

早稲田大学文学部英文科卒業

1970~2011(株)タカモト勤務

2011     アラン工房設立

my hobbies         バレーボール    ピアノ演奏   英語学   ビデオ編集   俳句

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アラン島は、セーターでアラン模様が有名です。
学生当時、まだゲーリック語(ケルト語の一種)話者が残っておりました。
シング(syng)という劇作家の「海に乗りゆく人々」が講義のテーマでした。
それをきっかけに、アイルランドに興味を持ち、アラン島を訪ねました。

 

アランより

君よ 僕が死んだら
アランの断崖より 僕の亡骸を 投げておくれ

打ち寄せる波に砕けて 微塵になって
僕は大海原に乗り出す

暁には 虹の大輪をくぐり
昼下りまどろう波のゆりかご
黄昏て 黄金の大気に酔えば
夜 満天の星に つぶやく

吹きすさぶ風を父とし
やさしい雨を母とし
雲を友に 漂い流れ流れて
昔、アトランティスを飲み込んだ海の只中で
僕の悲しみは嵐となる

竜巻とともに 天高く舞い昇り
大気圏を突き抜け
いくつもいくつも星を飛び越えて
やがて宇宙の塵となった僕は星になる
アランの星に

 

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