
袖にスラッシュ状のヤブレ
袖口スレ
補修内容
修理後
原皮のヤブレ
➀レットアウトのヤブレ(スラッシュ状、線状)
➁スキンの縫い合わせ部分
➂パーツ(ネックラインの身頃とカラーの縫い合わせ、袖山、ポケット口)
➃器具(フックやケスカ、ゴムループ、クリップなど)部分のヤブレ
などがあります。
理由は
➀接着テープが強すぎて原皮がボロボロになる
➁原皮の弱い部分(前足下、後ろ足上)などが紙を破いたような状態のものは
新原皮をパッチする必要があります。(まったく同じピースでない場合毛足が合わない場合があります)
方法
➀縫い合わせ部分に5mm綿テープを張り、縫い合わせる、
➁水張りして皮の歪みを直す。(水張りできない場合もある)
➂皮側に接着布、不織布を補強として張る。
ヤブレの原因
➀縫製段階で場合(上記の利用参照)
➁着用の頻度、寸法上のユルミ不足
➂保管状態(高温、多湿は好ましくない。夏場15度、湿度50~60%が好ましい)