ヨーロッパに住んでいた時にお求めになったダークミンク

ノーカラーでファスナー使い
カラーはループで取り外し可能
ウエストにはシルクリボンでベルト風に
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カラーとファスナーでショートに ウエストにスリットしてリボンのサンプル

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オリジナルは1.5Kgありました。新しいハーフは単品カラーも入れて1.15Kgになりました。
トワールで仮縫いして、パタンを作ります。これに原皮をシフトします。
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袖口には元表カラーを使いました。
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レットを補正して、パタンに合わせて縫直します。
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見頃下段には新原皮を半歳で使いました。
取り付けカラーと袖
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袖最下段の右端には、元表カラーのBCのはぎ線(ギザギザ模様)で残っています。最初に作られた方の毛皮への深い理解と心意気が伺われます。
BCで頭合わせ(順毛仕様)だったので、毛割れを避けたかったのです。
技術的な部分は一般人には、日常では理解しがたい、表現しにくい部分がありますが、コンピューターの発達によって、資料も取りやすく、保管し易くなりました。
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毛割れ(けわれ)を防ぐ為の手法
A:ギザギザに切って縫い合わす(今回のオリジナルコートの仕様)
B:直線で縫い合わせてから、ギザギザに切って縫い込む
C:縫い代(7mm位)をつけて平ミシンで縫い合わす
D:毛皮ミシンで2度縫する
Bが一番手が込んでいます。Dは安易なや仕方
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